七夜待
監督:河瀬直美
出演:長谷川京子
制作:2008/日/89分


人生のリセットを求めてタイに着いた日本人女性・彩子が、タクシーに連れて行かれたのはホテルではなく森の中。その川のほとりでフランス人青年グレッグに出 会った彩子は、彼が同居するタイ人母子の住む高床式の家に連れて行かれる。言葉も通ぜず、ここがどこかもわからない彩子だが、不安と苛立ちの中でそこで受 けた古式マッサージで心の安らぎを得ていく。少しずつ周囲と調和していく彩子は、そこで七つの夜を過ごす。goo映画より

うがぁ!
まず、なぜこの映画を見ようと思ったのか。
1)七夜侍と勘違いした(ちょっと時代モノかと・・・)
2)あ、タイが舞台なんだ・・・(気になる~)
3)30代女性の自分探しの旅!?これは見なきゃ!

結論から言うと、美しい風景以外に得たモノはなにもない。
残念ながら何を言わんとしてるのか、まーーーーったくわからなかった・・・
異国の地に乗り込んでおきながら、意思の疎通が図れないことにキレ気味な主人公には共感なんてできないし、タイの文化をよく知らない私がどうこう言うことではないけど、幼い子供を出家させたい母親の勝手な言い分にもイライラし・・・。そう、イライラしちゃうんです。

美しい映像も多いけど、日常っていうかさりげないシーンも多く。その繋ぎ方がまったくわからず。感性の問題かもしれませんけど。うーん、残念。最後の大どんでん返しを期待してラストまで粘ったのですが・・・がくり。
長谷川京子さんは美しいです。うん。
わたくし的には音声を消して、映像だけを楽しむならアリなのかな・・・という感じです。




テネイシャスD 運命のピックをさがせ!

監督・脚本:リアム・リンチ

出演:ジャック・ブラック、カイル・ガス、J.R.リード、

制作:2008/米/93分


大のロック好きの少年JBは、ディオ様の啓示を受けてロック求道の旅へ出る。ハリウッドにやってきたJBは街頭でギターを弾くKGに出会い、たちまち彼の腕にほれ込んでしまう。やがて二人はロックユニット「テネイシャスD」を結成。賞金付きのバンド大会を目指すが曲が書けない。そんな時、二人はロック雑誌を見ていると、ビッグになったバンドのギタリストはみな同じピックを使っていた事を発見!“運命のピック”を求める旅に出た。goo映画より


スクール・オブ・ロックを見て以来、何かと気になるジャック・ブラック。

実際に俳優業の傍らテネイシャスDというバンドをやっているそうで、同名のテレビ番組も人気だったとか。


深夜に大爆笑。

田舎に住んでてよかった・・。

ジャック・ブラックの顔の表現力すごくないですか!?

決してお上品なネタばかりではない(上品ではないネタが大半でした)ですが疲れた心にパワーチャージ(笑)


スクール・オブ・ロックの続編がでるという噂も見かけましたが、見たい!ほんとなのかな。

けど子供達は大きくなってしまったでしょうね~~~

ララピポ
監督:宮野雅之
原作:奥田英朗
出演:成宮寛貴、村上知子、中村ゆり
制作:2009/日本/93分


a lot of people

たくさんの人々がいるねー。

風俗のスカウトマン栗野(成宮)は言葉巧みに女性を風俗店やAV業界に送り込む日々。嘘をつくことが幸せになるコツだと幼少時に悟った彼は、嘘八百並べ立てては女の子達の機嫌をとりつつ地獄へと送り込んでいく。が、現実世界を抜け出したかったトモコ(中村ゆり)にとっては栗野は自分を救い出してくれた救世主。嘘と分かっていても栗野を信じAV界へと身を投げ込む。
一方栗野の真下の部屋に住む博は太って・さえない・もてない男。毎夜、栗野の部屋から漏れる情事の音で妄想にふける日々。ある日出会った巨体の小百合と抱き合うが、小百合は自らの隠し撮り裏DVD販売を生業にしていて・・・

いろんな人々がいて、少しの繋がりと、優しさと、悲しさと、世間の辛さと(笑)、ミックスされた作品。
原作読んだ時もちょっと思ったけど、「あちゃ~」って。
成宮くんのチャラいスカウトマン役、めちゃはまってた。オーバーアクションと嘘くさい笑顔(笑)
森三中の村上さんも弾けた演技で。
多少「そりゃないでしょ」っていうような特撮チックな表現はあるものの、笑える。
みんな頑張って生きてる。どんな人でも。いろんな人が。
シュールでパワフルな作品。
ハリー・ポッターと秘密の部屋

2002年

久々見てみた、第二弾。
懐かしいです、もう8年も前なのか~。(映画館に観に行きました)

伯父さんの家で楽しくない夏休みを過ごしていたハリーの元に表れた妖精ドビー。
ハリーの為といいつつもろくな事をしてくれない(笑)ばかりか、楽しみにしていたホグワーツへの帰投をやめろとまで・・・

少し魔法を使えるようになった一同と、やはりぬきんでた才能の欠片がチラホラするハリー。
さらに友情を固め、力を合わせてグリフィンドールを優勝に導いていく。
やっぱ、先生達もハリー寄りっていうか、時々スリザリン寮が気の毒になるときもあるんだけど、うまいんだよね、憎たらしい演技が(笑)

あと何作くらい、ダニエル君の顎が割れずにいるんだっけ・・・
(顎割れ好きだけどさ)
可愛くて懐かしい作品でした♪
ハリー・ポッターと賢者の石
2001年

WOWWOWで放映されたので、最初の方のストーリーうろ覚えだなと思って見てみた。

ら・・・。

ハリー(ダニエル・ラドクリフ)めちゃかわええ~~~
もう10年近く前だもんね~~~
奥ゆかしいわ~~~

絵に描いたような不幸な少年が魔法学校への入学を許され、トモダチができて・・・
やっぱり不思議な世界観がすごく好きです。
イル・ポスティーノ [DVD]

監督: マイケル・ラドフォード
出演: フィリップ・ノワレ / マッシモ・トロイージ / マリア・グラッツィア・クチノッタ / リンダ・モレッティ
制作:1995年/伊/103分
解説(goo映画より抜粋)
ナポリ沖合の小さな小島を舞台に、貧しい純朴な青年が、島を訪れた詩人との友情を通して次第に自己に目覚め、愛を知り、人間として成長していく姿を、温かくユーモラスに描いた感動編。実在したチリの偉大な詩人パブロ・ネルーダ(1904~73)をモデルに、同じチリの作家アントニオ・スカルメタが書いた小説『バーニング・ペイシェンス(燃える忍耐)』(本邦未訳)を、「スプレンドール」などに主演したイタリアの喜劇俳優マッシモ・トロイージが映画化した作品。10年来の親友であるイギリスのマイケル・ラドフォード(「白い炎の女」)に監督を依頼し、予定していた心臓移植の手術を延期してまで撮影に臨んだが日に日に極度に体力が衰えて、クランク・アップの12時間後、95年6月4日に41歳の若さで夭折した。

エンドロールの前にマッシモ・トロイージに捧ぐ、とあったので亡くなっているのかとは思ったのですが・・・
まさに命をかけた、作品なんでしょうか。
物語は淡々とし、美しい風景、閉鎖された環境、フリーターみたいな主人公・・・
不器用な若者が時代のスターにおそるおそる近づいていき、友情を得る。。
意外性はないけれど、美しい故郷の姿に気づかされる若者の姿や朴訥とした人々との触れあいで何かを掴んだかのような老人の姿、なかなか魅せてくれます。でも眠いときはちょっと危険か(汗)素敵な音楽で夢に誘われちゃうかもw
つみきのいえ (pieces of love Vol.1)


内容紹介

★第81回アカデミー賞 短編アニメーション賞受賞
★アヌシー国際アニメーション映画祭2008 アヌシークリスタル賞(最高賞) 受賞
★第12回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞 受賞
その他国内外の映画祭にて20の賞を受賞

【作品クレジット】
監督・アニメーション 加藤久仁生
脚本 平田研也
音楽 近藤研二
プロデューサー 日下部雅謹 秦祐子

【あらすじ】
まるで「積み木」のような家。
海面が、どんどん上がってくるので、
家を上へ上へと「建て増し」続けてきました。
そんな家に住んでいるおじいさんの、家族との思い出の物語。

13分のアニメーション。
話題になっていたことはよくみかけたし、ちょこちょこ映像も見たことあったのだけど
全部を通してみると静かな中にもおじいさんの寂しさ・喜び・なつかしさ・悲しさ・
いろいろな気持ちが詰まっていて思わず見入ってしまいました。
ずっと昔から積み木のように建てましてきた家。はじめは奥さんとふたりで。
家族が増え、離れ、また増え、ひとりになり・・・・そんな歴史のすべてをみてきたつみきの家。
寂しいけれど、乾杯シーンを見て少し暖かい気持ちになりました。

レオン
監督:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン
制作:1994年/米仏/133分

受けた仕事は完ぺきにこなすニューヨークの殺し屋、レオン。その無口な男へ、悪徳警官に家族を殺された12歳の少女マチルダが助けを求めてきた。復しゅうを誓う少女と、彼女を守る殺し屋。そこに「凶暴な純愛」が生まれた。

ナタリー・ポートマンの美少女ぶりを再確認(笑)
というわけでもないんですが。レオンもう何回も見てるけどこのブログ始めてからは見てない?かも?
数日前に美しく成長したナタリー・ポートマンを見て、懐かしくなって再見。
うう、渋いぜレオン。不器用に生きる孤独なヒットマンが、次第に心を開きマチルダを守ろうと・・・
さすがの躍動感で画面から目を離させません。
同監督の「ニキータ」も好きで何度か見たなぁ。とまた見たくなったり。
孤独なヒットマンが愛を知る・・・っていう設定が私のツボなのかもしれませんが。
何度見てもいいっす。
ブーリン家の姉妹
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン
2008/米・英/115分

時は16世紀イングランド。20年にわたる結婚で皇女メアリーしかもうけることが出来なかったヘンリ
ー8世(エリック・バナ)は、男子の世継ぎを産むための愛人を探していた。
一族の富と権力を高めるため、新興貴族のブーリン卿は自慢の娘アン(ナタリー・ポートマン)を差
し出す。しかし、王が見初めたのは清純で心優しい妹のメアリー(スカーレット・ヨハンソン)だっ
た。王の寵愛を射止めるのは2人のどちらなのか…。
断頭台の露と消えた悲劇の王妃アンと、知られざる妹メアリー。ブーリン家の2人の姉妹の間で繰り
広げられた熾烈で華麗なバトルに隠された愛の真実とは? いま明かされる、エリザベス1世誕生の
秘密がここにある!

スカーレット・ヨハンソン×ナタリー・ポートマンの競演。
これだけでも美しい要素てんこもり。ですが、美しい衣装・装飾品、背景にも心和まされます・・・

ってストーリーは全く和みませんけれども!

王、心弱すぎ!アン(ナタリー・ポートマン)がやり手だったからというよりは王様がふがいなし。
んもぉメアリー(スカーレット・ヨハンソン)に感情移入しまくりです。ふざけんなよぉぉぉ!!!
望んでその位置を得たわけではない。のに大きな濁流に呑まれてしまうメアリー。
大体さぁ、親父と伯父さんが悪いよ!もぉぉぉ。
中盤、アンの暴走にイラッとしますが、ある意味可哀想なヒトですよ。
野心がありすぎたのも悲劇の一因ではあるけれど、後半はずっと涙目で鑑賞。
美しい画で癒されようと思ったのに大はずれ。
ハラハラ・ドキドキ・イライラ・ムカムカ、感情をもろに揺さぶられる2時間でした。
メアリーよ、幸せに・・・



ザ・マジックアワー


監督:三谷幸喜


出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行、綾瀬はるか


2008年/日本/136分



笑いと感動と。
笑うと腰に響くんだけど(汗)にやりよりもぶはっ!って笑いが満載(笑)

佐藤浩一、渋っ

全く売れないけれど、映画に真摯に取り組む俳優さん役。
真剣だからこそ笑わせてくれる数々のシーン。
やっぱ好きだ~!

綾瀬はるか、可愛い。
キャスト他、特別出演陣?妙に豪華でした。

携帯からだとなかなか感想て難しい~(;・∀・)
パソコン前に落ち着いて座れるようになったら、少し追記する(かも)です。